Androidの歴史
AndroidとはGoogleが提供しているOSの名前です。ここで注目なのが、GoogleはあくまでOSを提供しているに過ぎないということです。スマートフォンメーカーはこのOSを自由に、かつ無料で利用をすることが出来ます。そのため、技術を共有したり新規スマートフォンメーカーが参入しやすいなどのメリットがあるのです。
AndroidOSを初めて搭載した機種がアメリカ「T-Mobile」という企業です。この当時はまだ全面ディスプレイのタッチスクリーン方式ではなく、物理キーボードを搭載していたものでした。初めてタッチスクリーン方式が採用されたのは、HTCというメーカーが開発した「HT-03A」というスマートフォンです。こちらは日本でもドコモが取り扱ったことで話題となりました。
以前は「iPhoneの方が性能が良い」という意見が多かったイメージのあるスマートフォンですが、現在ではほとんど違いが無いと言って良いほどAndroidの性能は上がっています。むしろ、トリプルカメラなどはiPhoneが後追いで搭載するなど機能によってはAndroidの方が上だという見方も出来るほどです。これから先は、スマートフォンメーカーが一層激しくしのぎを削る戦いが予想されているため注目が集まっています。